恵方巻きの大量廃棄問題「もうやめにしよう」とあるスーパーマーケットの取り組みに称賛の声

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近年、深刻化する恵方巻きの「大量廃棄問題」この問題は毎年話題になりますが、一向に改善される様子がありません。

そんな中、兵庫県内にあるスーパーが「もうやめにしよう」と一石を投じ、反響を呼んでいます。

節分の日に食べる「恵方巻き」

出典:toyokeizai.net

節分の日に食べると縁起がいいとされる恵方巻き。その年の恵方(方向のこと)を向いて食べると福を呼ぶといわれています。

恒例の豆まきに加えて、恵方巻を食べる家庭も増えたのではないのでしょうか。この恵方巻は、もともと関西地方だけの習慣だったといわれています。それが近年、コンビニでの販売を機に、一気に全国に広がりました。

今ではコンビニだけでなく、スーパーや百貨店などにも並び、毎年節分の日になると飛ぶように売れていますよね。

しかし、その裏側では「恵方巻きの大量廃棄」や「販売ノルマ」が問題となっているんです。

 

深刻化する大量廃棄問題

売り上げのためにオーバーに作られた恵方巻きは、当然、大量に廃棄されます。この恵方巻きの大量廃棄問題は、ネット上でも話題になっています。

今年、とあるコンビニ店舗では合計1000本もの恵方巻きを仕入れたが4割弱しか売れず、約20万円分も廃棄したといいます。また、「ノルマ達成のために売れ残った30本を買い取った」と嘆くコンビニ社員も。

恵方巻きの大量廃棄問題は毎年話題になりますが、一向に改善される様子がありません。恵方巻きの原価は安いので、欠品で機会損失が生じるよりも、売れ残ったほうが儲かるという考えなのでしょうか…。

「もうやめにしよう」その取り組みに称賛の声

出典:job2018.hari-match.com

恵方巻きの大量廃棄問題が深刻化する中、兵庫県南西部を中心に店舗を展開する「ヤマダストアー」の”とあるチラシ”が話題となっています。

そのチラシがこちら。

出典:i0.wp.com

「もうやめにしよう」

そこに書かれていたのは、”昨年、実際に売れた数を元に販売する。売れ行きに応じてオーバーに作らない”という宣言。

チラシの一部を抜粋してご紹介すると、まず「昨年あちこちで大量に廃棄された恵方巻きがSNSで話題になりましたが、そりゃそうです。のばせのばせ、ふやせふやせの店舗数と恵方巻きの大量生産で数は膨れ上がり続けています。」と恵方巻きの現状がつづられています。

そして、ヤマダストアーは「食材の原価だけで考えてるからそんなことになるんやと思う」「ヤマダの鮮魚従業員も『海産資源は絶対減ってる』って言ってます。だから大事にしたいんです」と自社の見解を明かしていました。

そして、”昨年、実際に売れた数を元に販売する。売れ行きに応じてオーバーに作らない”という宣言をしたのです。

このヤマダストアーの方針には、賛同の声が多数寄せられました。多くのニュースサイトにも取り上げられ、SNSでも「こんな取り組みをするスーパーマーケットもあるんだなと感心した」「すばらしい!」「こういう店が当たり前になって欲しい」と、ヤマダストアーを称賛する声が多く寄せられたのです。

恵方巻き市場が拡大する中、食べられるはずのものが次々と廃棄されるのはやはり心が痛みます。無駄な食品ロスを減らすためには何ができるのか、販売者側だけではなく、消費者の私たちもいま一度考えてみることが大切なのかもしれませんね。

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